早漏は性行為や自慰行為などを満足にできないことがデメリットですが、ほとんどの場合は改善することが可能です。
病気ではないので早漏のままでも生きていくうえで問題はありませんが、改善させることでいくつかのメリットを得ることができますし、全員が全員泌尿器科や美容整形外科で治療を受けなければならないとは限りません。
ただし、一部の方は治療を受けなければ改善されないこともあります。
この記事では、早漏で悩んでいる方向けに早漏の基本情報やどう改善すればいいのか、治療をする場合はどうしたらいいのかなどを紹介していきます。
早漏の基本情報や改善するメリットを紹介
早漏は男性器の先端にある亀頭や、亀頭の裏にある三角状に神経が集まった部分が人よりも敏感すぎるため起こる状態です。
ひどい方は亀頭に何か触れただけで腰が引けてしまうくらい敏感なので、この場合はすぐにでも改善させた方がいいでしょう。
性行為や自慰行為は亀頭を中心に快感を感じて射精するため、敏感な方はすぐに射精してしまいますし、早漏であることがコンプレックスとなり女性に対して臆病になる方もいます。
早漏を改善させることで自分に対して自信を持てるだけでなく、今までよりも満足に性行為や自慰行為を行うことがメリットです。
男性は子供のころは誰でも早漏で、大人になるにつれて改善していくことがほとんどですが、大人になっても改善されない方は一定数いることが分かっています。
もちろん勝手に早漏で亡くなることが一般的ですが、自分で気を付けていれば自然と改善されることもあるので、成人してからもあきらめることなく治すことが可能です。
今すぐ治したい方は泌尿器科や早漏治療を行っている美容整形外科に相談すれば解決することができますが、少し時間が掛かってもいいという方は費用を掛けずに自力で治す方法があります。
早漏は包茎と密接な関係がある
一定数の男性は亀頭に包皮が覆いかぶさっている状態で、これを包茎と言います。
いつでも包皮を剥くことができるものの亀頭が被っている仮性包茎は世界中で最も多く、次に多いのが真性包茎です。
真性包茎は仮性包茎と同じく通常時や勃起時にも皮を被っている状態ですが、包皮の先端が狭すぎて自分で剥いて亀頭を露出させることができません。
カントン包茎は真性包茎の方が無理やり剥いてしまい、カリの部分に包皮の先端が引っかかって戻らなくなり、その周辺などがうっ血して腫れてしまうことを指します。
亀頭は下着などと擦れることで常に摩擦を受け、刺激に強くなるだけでなく大きく成長していきますが、包茎の場合はそうでない方と比べて剥けている時間が少ないため刺激に慣れにくくなってしまうのです。
また、摩擦で亀頭を成長させる機会も少なくなるため大きくなりにくく、陰茎だけが大きく成長するため先細りになってしまいます。
亀頭が小さいとその分神経が小さい部分に集まった状態になってしまうため、いくら陰茎がながかったり、太かったりしても意味がありませんし、満足に時間をかけて性行為をすることができません。
自慰行為も同様で、射精はできるものの時間をかけることが難しくなります。
早漏の改善方法を紹介
包茎でなくても早漏の方はいますが、単に亀頭の裏側の部分が敏感であるためであり自力で改善させることは難しいため、前述した通りすぐに改善させたい方は泌尿器科や美容整形外科で早漏治療を受けることをおすすめします。
また、真性包茎やカントン包茎の方は自分で剥いたり自力で亀頭を露出させた状態を維持させたりすることが困難なため、クリニックのカウンセリングを受けると包茎手術をすすめられますし、早漏治療と同時に受けることが可能です。
仮性包茎の方は自力で改善できる可能性が高く、時間は掛かりますが亀頭も徐々に大きくすることができます。
通常時や勃起時に関わらず自分で包皮を剥くことができるため、最初のころは自宅にいる間は意識して剥くようにしましょう。
亀頭が下着に触れた状態になるため初めは痛みを感じたり腰が引けることがありますが、毎日繰り返すことで徐々に慣れていきます。
また、亀頭も摩擦を受けて大きくなっていくため、剥けている時間を徐々に増やしていくことがコツです。
慣れてきたら自宅以外でも剥いている状態を維持するようにし、包皮が戻ってしまったらトイレなどで剥きましょう。
毎日の入浴で亀頭を洗うことも大事ですし、清潔にしておけば臭いも改善できることもメリットの1つです。
まとめ
早漏の男性は仮性包茎であることが多いため、ほとんどの方は時間を掛ければ自力で改善させることができますし、パートナーが理解を示せば堂々と治していくことが可能です。
改善には多くのメリットがありますが、中でも早漏であることがコンプレックスに感じている方は解消できる可能性が高いことが一番ではないでしょうか。
地道な努力は根気が必要ですが、「あの時やっておけばよかった」と思ってからでも遅くはありません。
そこで先延ばしにしてしまうと後でまた同じことを思うかもしれません。
早漏を改善させ、堂々とできる人生を考えてみてはいかがでしょうか。